予定を入れない日をつくる
毎月25日前後には事業所にサービス提供票を配布しますが、その際に極力予定を入れない一日を作り、できれば直接届けるようにしましょう。もちろん、相手側の都合も考えないといけませんが、提供票を渡すがてら、担当者と利用者の情報を共有することで顔の見える関係づくりをすることができますよ。また、そのような日に合わせてデイサービスなどで利用者の状況を見学すれば自宅訪問時にはわからない姿が見れたり、普段聞けないような話が聞けることもあるでしょう。何も予定のない日を少しでも作っておくと気持ちに余裕が生まれますよ。
情報収集の機会を増やそう
モニタリングの際に次回の訪問日はどのようにして決めるといいでしょうか。その場で利用者と決める方法とあらためて後日電話をいれて決める方法がありますが、まだ介護職についたばかりで新人のケアマネなら後者がいいでしょう。電話による日程調整のほうが手間はかかりますが、訪問時には得られない新しい情報が得られることもあります。たとえば電話に出るのに時間がかかるようになったら、歩くのがつらいのかもしれないとか、先日の約束を覚えていないので記憶力が低下しているのかもしれないなど気を付けてみておくといいでしょう。
約束の時間は厳守が鉄則
もし予定より10分早く到着した場合はどう対処すべきでしょうか。正解は時間をつぶすことです。利用者は月に一回のケアマネの訪問に備えて、トイレに行ったり身支度をしていますから、極力3分から5分前くらいに訪問するようにしましょう。逆に5分でも遅れてしまいそうなときには、たとえ5分でも遅刻は遅刻ですから、事前に遅くなることを伝え謝罪しましょう。細かいことのようですが、他人に家に上がらせていただくという緊張感を常にもち、時間にも誠実であるよう心掛けることが大事ですよ。
現代の日本社会では、少子高齢化で老人の人々が増えているため、それと同時に介護を必要としている人も増えています。そのため、介護の派遣の求人が増えています。